安全保障(あんぜんほしょう)は、ある集団が生存や独立などの価値ある何かを、その価値の保全を脅かす何らかの脅威から、何かの手段を以って守ることである。また、その国家の体制を指す場合もある。
安全保障とは、ある集団・主体にとっての生存や独立、財産などかけがえのない何らかの価値を、それらを脅かす脅威から何らかの手段によって防衛することを主に指すが、その概念は非常に多様である。(上記の概念を参照)根本的には核兵器や軍隊などの軍事的な脅威に対するものであったが、冷戦後は大量破壊兵器拡散、国連平和維持活動、また発展的には経済、エネルギー資源なども含めるものへと研究領域が拡大し、一部で環境問題や人権を包括する主張もある。現代における主要な安全保障は軍事力理論の要素に基づきながらも、外交や経済、環境などを広範なものを含めるものである。
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その研究対象の例を挙げると、軍事戦略、安全保障体制、文化政策(ソフトパワー)、広報政策(プロパガンダ)、地域政策、経済政策・金融政策、人的国際交流、地政学(ジオポリティクス)、国際関係論、エネルギー安全保障、宇宙政策、RMA(軍事における革命)、軍縮、小火器に関する安全保障(DDRなど)、大量破壊兵器、地雷、環境、人口問題、水資源、貧困問題、食糧問題などがある。特に貧困や民族・部族対立などの国内問題が安全保障問題に至るような事態になることを安全保障化という。
現代において確固とした安全保障の定義は存在せず、そのことは多くの専門家によって指摘されてきた。